ami.nakahara

It is no use crying over split TTY driver.

藤ヶ丘→間内→大曽根

今日はとても晴れていて、田奈のあたりからも富士山が見える。こちらから見ると、裾の方まで雪が積もっている。松下の6CA7/EL34 2本とドイツのKT77(たぶんRFTのEL34) 4本とGECのKT88 4本を持って長津田へ。冬弁当を買ってひかりに乗る。三島側から見るとそんなに雪は積もっていないように見える。地下鉄で藤ヶ丘へ。リニモ側の工事ができてきていて、名鉄バスの乗降ができる。ミニバラがまだガンガン咲いている。市バスの基幹バスで茶屋が坂へ。平安通経由で間内へ。大曽根に戻って駅前で一冊だけ残っていた少年エースを買う。瀬戸線で印場へ。100円ショップで抵抗を整理する箱と、パーツを分類する袋を買う。Porkaでパン。サガミでカレー味噌煮込み。松下の6CA7だけを挿してエージングをはじめる。横幅ベイスターズを見る。少し眠る。鈴鹿のF1の後から放置していたスゴ録が勝手に録画した番組を見てみる。秋の新番組もそれっぽいのが勝手に録画されている。このまま二度と録画設定しなくてもいいかもしれない。For RITZのTVCMが録画されている。アワフェバリットショップでFallとPJハーヴェイシャーラタンズモリッシーを見る。トッドラングレンを探してこいといわれてTOTOの99がかかる回。ラングレンはどうした。整流管と初段管を差して、中学校のころ大須ボントンの隣にあった千石通商で500円で買った6CA7の音を聞いてみる。ちゃんときれいに鳴って驚く。松下の6CA7っぽくやわらかい。Xf2に似てるかもしれない。昔聞いた音と同じ音がする。古い曲を聞いているわけでもないのに。どうしてこんなことを覚えているんだろう。記憶というか感覚を校正しているような気がする。固有名詞をほとんど忘れてしまっていても、こうしたよくわからない感覚だけが突然逆流してくる。そのときにかじったエンゼルパイの味や、冷たい空気のにおいや、新聞のテレビ欄や、ロッキンオンに載っていたXTCが来日するというドラムスアンドワイヤーズの広告や、覚王山レコード屋の棚のWの欄に何が並んでいたかとかフーバイナンバーズに点がいくつあるのかとかキースムーンが座っている箱に連れて行かないでくれと書いてあることとか。外に出かけない日は、こんな回廊のような場所が勝手に訪ねてくる。そしてそれは何も変らない感覚を乱暴に再生したまま、またどこかに逃げていってしまう。コーラルの古いスピーカーと、リムドライブのターンテーブルと、グレースのトーンアームと、オーティオテクニカのAT-3の音はもう聞けないのに、音だけが異様に鮮明に頭の中で鳴っている。残っているのは自分と6CA7だけなのに。