理由がよくわからないまま、快晴の家を出て、長津田へ。
エラーが出てSuikaでうまく券が買えないので、1000円突っ込んで、ついたランプを適当に押す。横浜線に乗り、新横浜で降りてみる。新幹線の券売機で熱海行きのボタンを押す。12時45分のこだまがあったようだけど、着いたのは12時48分。新幹線ホームできつねそば。
「あたしのことはねえ、ミキさんって呼んでよね」「ミキさんって柄なのかよ、あんたはもう」おばちゃん二人が新入りのあんちゃんに、電気温水器の使い方とトラブルシューティングを伝授している。
のぞみやひかりが止まっては通り過ぎてゆく。これに乗れば名古屋は隣の駅だ。乗ってみようかとも思うけれど面倒になって止める。もっと面倒な所に行くのに何が面倒なんだろう。
こだまは、舞浜−浜松の切符を大量にもったダルな家族連れが乗っている。
熱海で降りる。でぶやまいうー弁当を売っているので買う。
伊東線のホームで待つ。温泉地に行くようなおっちゃんおばはん多数。座れない程度に混んでいる。みんな伊東や伊豆高原で降りてゆく。伊東を過ぎたあたりで、雲が出てきて、雨も降ってくる。海を見ると、海と雲が一直線に伸びている。こういう写真を撮り続けている写真家の名前を思い出せない。
電車の線路際に生えているあじさいを見る。あじさい祭り。忘れたことにしたことを一度に思い出し、なんで下田行きに乗っているのか理由がわかる。
河津で降りる。一時間に一本あるかないかのバガテル公園行きバスは、発車したばかりのようなので、タクシーに乗る。1020円。雨が降っている。
帰りのバスは16:15なので50分くらい時間がある。バラ園は予想したよりかなり広い。見て回る。けれど芝生の中には入ってはいけないことになっているので、ぱっとみてわからない品種はやっぱりなんだかわからない。何も。ロサフェティダをはじめて見る。花はすべて終わっている。ロサカニーナはいくつか花が残っている。それ以外はわからない。見て回っているうちに雨脚が強くなり、16時も過ぎたのでバス停に行く。バス停の近くには売店があるけれど、なんだか道の駅みたいだ。来る途中、パリのバガテル公園のことが載っている本を見てきたけれど、フランスにも道の駅というかはあるのだろうか。バスには周遊旅行の途中で寄りましたのようなおばちゃんたちが話をしている。
「行き先のきめかたについて。4人で旅行するときは、2人と2人に分かれて、それぞれが行き先を決め、2箇所を回る。2箇所の前後は、経路が最適になるように決めること。」
踊り子号自由席に乗る。めんどくさいのでそのまま横浜まで乗って帰る。琢磨を見る。INDY500を見る。
